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フリーランスの不安”あるある”9選。結局「フリーランス」と「サラリーマン」はどっちがいいの?

フリーランスには「不安」や「悩み」がいっぱい?

仕事の量や仕事をする時間、また職種によっては場所も選ばないフリーランス。自分の裁量で物事を進められるので、海外で仕事をすることも可能です。このように企業に勤めるサラリーマン(給与所得者)に比べると、その自由な働き方が今日注目を集めています。

しかしながら、「自由」といっても、もちろん何もかもが自分で勝手に決められるわけではありません。仕事を獲得できるか、収入を得られるかなど、特にフリーランスであるからこその不安や悩みを抱えている人も多く存在します。そこで今回の記事ではフリーランスという働き方にどのようなデメリット、悩みや不安が伴うのか、さらにその不安を解消するための対処法についてご紹介したいと思います。

フリーランス“あるある”の「不安」と「悩み」9つとは?

まずフリーランスに良くある不安のパターンから見ていきましょう。

◆不安その①…「収入が不安定」
不安その②…「社会的な印象が良くない」
不安その③…「いつまで続けられるか分からない」
不安その④…「今後サラリーマンに戻りたくても戻れないかも知れない」
不安その⑤…「社会制度上、ハンデを背負う可能性がある」
不安その⑥…「仕事を断ると、次に仕事を貰えないかもしれない不安」
不安その⑦…「病気になったら、とたんに収入が途絶える不安」
不安その⑧…「確定申告など税金に対する知識のなさから来る不安」
不安その⑨…「住宅ローンなどが組めない不安」

この9つがフリーランスにありがちな不安です。ここからは、9つの不安それぞれの内容、対処法についてご紹介します。

フリーランスの不安①|収入が不安定

フリーランスの不安①|収入が不安定

2015年版小規模企業白書によるとフリーランスの不安や悩みの第一位は、「収入の不安定さ」でした。さらに具体的な収入の実態は、手取り年収が300万円未満、という人が約6割。貯金に至っては100万円未満が約4割を占めるという世界です。もちろん、フリーランスの中には売れっ子ライターとして、多数の執筆案件や連載を抱えて活躍している人たちがいます。しかし、このような状況は嘘ではありません。一方、フリーランスに限らず、会社員のお給料だって決して安定しているとは言い切れません。営業成績によって毎月の金額に波があったり、いつ会社が倒産してしまうのかもわかりません。

ですから、「フリーランス=不安定」と決めつけるのは、必ずしも正しいとは言えないでしょう。最近では、大手企業のロート製薬が社員の副業を認める方針を打ち出しました。企業は社員が副業を通してさまざまな経験をすることによって、会社にも新しいプラスの風が舞い込むと考えたのです。その上、社員の手取りの給料も副業をすることによりアップしますので、WIN-WINの関係というわけです。このロート製薬の動向には多くの大企業が注目しています。

フリーランスに加え副業の人など、企業の選択肢の幅が広がったことにより、企業がフリーランスの人に業務委託をする機会の創出にもつながることが予測されます。社内よりもプロに業務委託する方が質の高いものが作れる、人件費が抑えられると考える企業が増える時代になれば、フリーランスの収入も安定してくるのではないでしょうか。

フリーランスの不安②|社会的な印象が良くない

自分が思っている以上に、フリーランスの社会的な印象はあまり良くないかもしれません。同年代はそうでもありませんが、自分よりも年上の人からのイメージは、組織に属しているサラリーマンよりも良くないイメージを抱かれてしまう可能性が高いかもしれません。

例えば、男性であれば結婚の挨拶のため彼女のご両親と会った時に職業を聞かれて、フリーランスであることを伝えると「俺の娘を養える収入はあるのか?」「本当に仕事を続けられる自信があるのか」などと思わたり指摘されたりする可能性は高いでしょう。しかし、フリーランスだからと後ろめたい気持ちになることはありません。結婚相手のご両親が心配しているのなら、フリーランスとしてどのような仕事で稼いでいるのか、自分にはどんな専門スキルがあるのか、毎日の仕事時間はどのくらいか、貯金はいくら位か、年収はだいたいどのくらいなのかなど、あなたの仕事のことを詳しく話してみてください。。ご両親も頭ごなしに否定しているのではなく、あなたの仕事のことが分からないから家族として不安が大きくなっただけとまず捉えてみましょう。具体的な収入や業務内容が分かればきっと安心するはずです。

フリーランスの不安③|いつまで続けられるか分からない

フリーランスは、締め切りに追われて忙しいときにも、「次の仕事をどうしようか」と常にアンテナを張り、場合によっては作業と営業を同時並行で行わなければいけない為、体力的にもかなりのハードワークを強いられます。フリーランスは朝も夜も関係なく、深夜作業となることも多いです。そうすると生活が不規則となり、心身に負荷がかかります。このように日々の仕事はハードワーク、生活も不規則になりがちな生活を続けていると、フリーランスという働き方が自分にはいつまで続けられるか不安…と思う方も少なくないようです。

またフリーランスは、短期的に目の前の仕事をこなすことだけを考えるのではなく、長期的に継続して健康に仕事を続けられるよう意識して行動する必要もあります。その為、残念ながら頼まれた仕事を断らざるをえない、という状況も有り得ます。それでも「クライアントからの仕事を断ってしまうと次の仕事の依頼がなくなってしまうのではないか…」と精神的なプレッシャーから、予定があるのについ仕事を受けてしまうという声も多いです。フリーランスが仕事を断るという行為は大変勇気のいることでもありますよね。しかし、無理に引き受けた結果心身ともに負荷がかかり、仕事のクオリティが低くなってしまっては本末転倒。大切なのは「誠意を込めて、上手にお断りすること」です。きちんと仕事を断る姿勢も持つことで、相手に仕事に対する考え方やスタンスを示すこともできるようになるのです。ときには友人との約束や気分転換を優先させる場合があってもよいでしょう。

フリーランスの不安④|今後サラリーマンに戻りたくても戻れないかも知れない

一度フリーランスになると、会社員に戻れないと考えている人もいるでしょう。一度サラリーマンのレールから外れると、再就職をしようとした際に印象が良くなかったり、門前払いを受けたりするのではないかと不安になるフリーランスの方も多いようです。

しかし、フリーランスの方が思っている以上に、フリーランスがサラリーマンに戻れる確率は高いのが現実。もちろんサラリーマンに戻るためには、再度転職活動をする必要はあります。しかし在宅で仕事をしている人ほど、意識的に業界に関連する情報のネタ集めをするなど勉強をしている割合が高く、他の転職者と比べて専門スキルを有している傾向があります。加えて仕事を得る難しさ、稼ぐ苦労を知っているという点がビジネスで有利に働き、職場で高評価に繋がることも多いようです。

フリーランスの不安⑤|社会制度上、ハンデを背負う可能性がある

日本ではまだまだ大多数がサラリーマンとして生計を立てており、社会制度も基本的にはサラリーマンを中心に考え作られている側面があります。その為、個人事業主として独立しているフリーランスの人にとっては、健康保険などサラリーマンが有利な社会制度・仕組みに対して、相対的にハンデを背負っているような気持ちになりがちです。そしてその状況が今後も大きくは改善されず、フリーランスを守ってくれるような社会制度や法整備が未発達のまま進むのではないか、フリーランスになることで不利益を被るのではないかという不安を感じる方も多いようです。

しかし、日本の政府が定める「一億総活躍社会プラン」の実現に向けて、女性の社会進出、子持ち家庭の子育て支援政策など、明らかに人の「働き方」が変わりつつある今、フリーランスへの支援も充実していくことは十分に考えられます。また、今現在サラリーマン生活に安住する人に比べて、フリーランスは稼ぐ苦労、稼ぐ方法をいち早く身につけられるため、サラリーマンが極端に減ると言われる将来的にも有利に働ける可能性は高いといえるのではないでしょうか。

フリーランスの不安⑥|仕事を断ると、次に仕事をもらえないかもしれない不安

フリーランスが仕事を「断る」という行為は心苦しいものです。特にお世話になっているクライアントからの依頼や、新規顧客からの仕事の提案を断るときには、「これを断ると次から仕事を頼んでもらえないかもしれない」という不安がつきまといます。

しかし、そんな不安を凌ぐために場当たり的に引き受けてしまうと、余暇の時間がなくなりスケジュールや体力的にかなり無理をしないとすべての案件を納期までにこなせないという事態に陥りかねません。さらに、このような状態に陥ってしまえば、集中力が落ちて仕事の質が低下し、せっかく契約をしたクライアントに満足してもらえる仕事を提供できなくなる恐れがあります。また、それがきっかけでクライアントに嫌がられ、次から仕事を依頼する連絡が来なくなれば大事な顧客を失う可能性もあるのです。

フリーランスでできる仕事には、ライターやエンジニア、Webデザイナー、イラストレーター、映像クリエイター、CMディレクターなど多くの業種があります。仕事の種類にかかわらず、フリーランスとしてどんな仕事がしたいのか、どのように成長していきたいのか、という自分の軸をしっかり持つことが大切です。基準があれば無数に飛び込んでくる案件の中からでも、本当にやるべき仕事なのかをきちんと見極めることができます。そして「断る」という行為自体は決して失礼なことではありません。クライアントに誠意をもって丁重に対応することで、その後相手との信頼関係を壊さないようにするのが何よりも大切です。

フリーランスの不安⑦|病気になったら、途端に収入が途絶える不安

働く場所や時間の制約がないフリーランスという仕事はその業務形態が魅力である反面、それが体調不良や病気の引き金となってしまう場合もあります。さらにフリーランスは会社員と違い、有給や疾病手当てがありませんので、病気になって仕事ができなくなるということは収入が途絶えるということを意味します。

とくに仕事が立て込む度に何日も徹夜をしたり栄養バランスの悪い食事を重ねたりすると生活習慣が乱れてしまいます。また、自宅をオフィスとして利用していて、打ち合わせがなければ外出しないなど引きこもりがちの場合、運動不足が心配です。これらのことよりフリーランスは普通の人よりも健康を崩しやすい一面があります。また、年に一度の健康診断も、「時間がない」「面倒臭い」などという理由から行かないという人がフリーランスの中には多いようです。

しかし、体調管理や健康管理も立派な業務の一部ですから、「病気になったらどうしよう」という漠然とした不安を抱えて悩むぐらいなら健康診断に行って不安の芽を摘んでおきましょう。また、普段からの心がけとして、仕事の合間にストレッチをする、散歩や運動を定期的に取り入れることで心身ともに健康面の不安を軽減させることもできます。

フリーランスの不安⑧|確定申告など税金に対する知識のなさからくる不安

フリーランスである以上、基本的に自分の仕事の経理業務は自分でこなし確定申告の届けも自分で行わなければなりません。

法律や制度は更新されることが多いです。とくに前職を退職したばかりの駆け出しフリーランスの場合は、「確定申告や税金という言葉は聞いたことはあるけど何をしなければいけないのかわからない」というように、知識の乏しさ故に不安を抱く人も多いようです。しかし近年では、書籍だけでなくWebサイトなどからも確定申告や税金の種類・納め方に関する情報が調べられます。不安に感じる分野を自らの手で学んでいくことが最も近道といえるでしょう。さらに、人間という生き物は時間に追われることで不安に陥る傾向がありますので、知らないことを面倒だと後回しにせず、最初から情報収集や経理の作業には早めに取り掛かるようにしましょう。

フリーランスの不安⑨|住宅ローンなどが組めない不安

フリーランスの不安として、住宅ローンなど普通のサラリーマンであれば会社の信用で借りられたお金が借りられなくなる、という問題も挙げられます。

これは現在の日本社会においてはフリーランスの信用度は低く、銀行側も不良債権を抱えるわけにもいきませんので、どうしようもないのが現実です。しかしフリーランスだからお金を借りることができない、住宅ローンが組めないということでもありません。フリーランスでもきちんと稼げること、稼いている実績を証明することで、住宅ローンを組むための資金を借りることは可能です。むしろ給与が決められているサラリーマンよりも働き方次第でいくらでも稼げることがフリーランスの利点。漠然とした不安に流されるのではなく、マイホームの購入に向け着実に歩を進めていきましょう。

「サラリーマン」と「フリーランス」はどっちがいいの?

「サラリーマン」と「フリーランス」はどっちがいいの?

ここまでフリーランスあるあるの不安9つをご紹介してきましたが、ここからは実際問題「サラリーマン」と「フリーランス」どちらの働き方がいいのか、それぞれのメリット・デメリットを以下にまとめてみました。

◆サラリーマンのメリット
・安定収入が見込める

・組織に属しているという安心感

・経理業務を自分でする必要が無い

・社会制度がしっかりしている

・周りが業務をカバーしてくれる
◆サラリーマンのデメリット
・いつ解雇されるのかという不安もある

・やりたい仕事を選べない

・仕事における自由は少ない。

・年収が年齢によって制限されやすい
◆フリーランスのメリット
・仕事を選べる

・自由度が高い

・年齢による年収の制限がない

・趣味を仕事に出来る可能性が高い

・仕事によって自分が評価されるため、やりがいを感じやすい
◆フリーランスのデメリット
・収入が不安定

・社会的な信用度がやや低め

・プレッシャーとの戦い

・社会制度がサラリーマンに比べて、整っていない

このようにサラリーマンとフリーランスはどちらにもそれぞれメリット・デメリットが存在します。今後はフリーランスという働き方の社会的な立ち位置も変わってくることが予想されますので、今のうちに自分はサラリーマンとフリーランスどちらに向いているのか、そもそも自分はどういう働き方をしていきたいのか、を真剣に考えていくことが大切です。

まとめ

ここまで、フリーランスの不安について述べてきました。しかし、2015年版小規模企業白書では、不安を抱えているフリーランスが多いという実態が明らかになった反面、「今後の見通し」については「フリーランスのまま事業を拡大したい」、「フリーランスのまま事業を維持したい」の合計が全体の7割以上を占める回答を集めました。「フリーランスという生き方、働き方」についても、およそ4割が「広がると感じている」と答えています。「現在とあまり変わらない」という現状維持の回答も含めると全体の8割近くが将来について前向きに考えている様子が伺えます。

このように、フリーランスとして生きることの不安はあるものの、フリーランスに夢や魅力を感じている人が多いのも事実です。組織に頼られず自分の力で勝負していくフリーランスという働き方にはもちろん不安も伴いますが、自分の可能性を無限に広げてくれる職業でもあるのです。

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