フリーランスエンジニア/デザイナーの為のお役立ちコンテンツとテック情報をお届けする【エンデック】

フリーランスエンジニア/デザイナーの為のお役立ちコンテンツとテック情報をお届けする【エンデック】

フリーランスエンジニアになるには?早めの準備で後悔をしない独立を。

フリーランスエンジニアを志すにあたって、適した年齢と理想的なキャリアパスについての全体像を知っておくことは、人生設計上とても重要なことです。
これらのビジョンなしに漠然とフリーランスエンジニアを志しても、好機を逃してしまったり、思うようにキャリアを描けずに苦労したり、独立を後悔することにもなりかねません。

そこでこの記事では、具体的な統計データの情報を基に、年齢とキャリアパスについてご紹介してみたいと思います。

フリーランスエンジニアの独立に適した年齢と理想のキャリアパス

まずフリーランスエンジニアの年齢についてですが、ポテパンフリーランスの資料「フリーエンジニアと正社員エンジニアの平均年収」によると、20代、30代、40代ともに正社員エンジニアよりもフリーランスエンジニアの方がお金を多く稼いでいるというデータが出ています。
特に、働き盛りと言われる30代に関しては正社員エンジニアの平均年収が500万円であるのに対し、フリーランスエンジニアは740万円近くの数字となっています。

適齢としては、フリーランスエンジニアとして最も活躍が期待できる30代になる前、20代のうちから志すのが最も理想的であると言えるでしょう。また、長く活躍できるというメリットもあります。
理想的なキャリアパスとしては、20代のうちから基礎となる技術や業務知識、自己管理能力、実績と経験を身に着けて、独立してもやっていける案件に取り組めるレベルになったら即フリーランスとして活動していけるようにするのが理想です。特にトレンドとなっているITスキルには尽力する必要があります。
また、独立後は仕事の確保の面や技術面での交流のために人脈をコツコツと構築しておくことも重要です。フリーランスエンジニアにとって収入の計算が立つ理想的な生活を送るためには、自分自身のエンジニアとしての価値を高めるほど高収入、自由に近づけますので、常に努力する姿勢を維持することが大切だと言えます。

フリーランスとして十分な実績と業務経験を積んだ40代以降は、それまでの経験と積み重ねてきた知識、人脈や強みを生かしてより大きなビジネスへの取り組み、またビジネスの立ち上げなどに従事するのも良いと思います。
レバテックフリーランスの統計データによると、現状の収入に満足しているフリーランスエンジニアは約20%程度しかいません。具体的なキャリアビジョンを描くことと、年齢による優位を生かすことが、いかに重要かが分かると思います。

フリーランスとして独立のタイミングでやらなければいけないこと

独立のタイミングで必ずやっておかなければならないことは、大きく分けて3つあります。以下にそれぞれご紹介します。

退職前にやっておくこと

フリーランスになると、残念ながら企業に勤める会社員に比べて社会的信用が低くなってしまいます。そのため事前に、プライベートと分けて事業用に使う銀行口座の開設やクレジットカード新規作成などの用意、自宅を引っ越す場合などに必要な不動産の契約、ローンの契約や乗り換えなどは済ませておくことをオススメします。

フリーランスになってからやろうとすると、審査が通りにくかったり、断られたりしてしまうことがあります。「社会的信用が必要となる審査がある作業は事前に済ませておく」と理解しておきましょう。

独立手続きを済ませる

これからフリーランスとして独立して活動していくための手続きがいくつか必要となります。まずは個人事業主になるための「個人事業の開業・廃業等届出書(開業届)」です。こちらは確定申告で白色申告から青色申告ができるようにするためにも必要で、開業をしたら事務所と屋号(事業の名前)を決めて「個人事業の開廃業等届出書」を税務署に提出をします。事務所の住所は自宅で問題ありません。同時に青色申告承認申請書も提出する必要があります。青色申告は税金を節約できる申告方法で、複式簿記による帳簿管理が必要です。

また保険や年金も会社から外れますので、国民健康保険や国民年金への切り替えを役所で申請するのも忘れないようにしましょう。他には事業用の印鑑を購入して印鑑登録したり、銀行口座の通帳を用意したりしておくと、経費管理や会計が楽になりスムーズに個人事業を始められます。また、請求書送付用の封筒に使う住所入りのゴム印も作っておくと便利です。印鑑の購入費用は必要経費にできるため領収書は置いておきましょう。

案件を探す方法を知っておく

会社員時代と違って、フリーランスは案件を自分で見つけてこなければなりません。インターネットを活用して各マッチングサイトやクラウドソーシングサービスへ登録して自分のスキルを公開。会社員時代の人脈維持、仕事依頼を受ける営業用のメールアドレス・SNSアカウントの取得やブログ・ホームページの開設・公開なども進めましょう。自分で案件を取ってこれるように市場調査や情報収集をしたり、見やすいデザインの名刺を作ったりして下準備をしておくといざフリーランスをスタートしても慌てずに済みます。勉強会や交流会などで積極的に名刺交換をして助け合えるデザイナーなど職種の違うフリーランス仲間を見つけるのも有効です。デザイナーの知り合いがいれば、デザインも一緒に発注したいというクライアントの要望に応えられます。請求書・納品書などの帳票テンプレートも無料のものがあるので用意しておきましょう。

退職してフリーランスになってからすぐにやるべき手続き

上記の項目と重複しますが、退職をしてからすぐにやるべき手続きについてご紹介します。こちらについては、期限があるものをご紹介しております。以下にまとめてみました。

厚生年金から国民年金への切り替え手続き

厚生年金から国民年金への切り替え・加入は、退職をした日から14日以内に手続きを行わなければいけません。手続きの窓口は市町村役場ですので、年金手帳と印鑑、身分証明書を持って手続きを行っておきましょう。

国民健康保険への切り替え手続き

会社員の頃は、企業の健康保険を利用していましたが、個人事業主になってからは国民健康保険への切り替え・加入が必要となります。こちらについても退職した日から14日以内に手続きを行わなければいけません。市区町村役場に健康保険資格喪失書と印鑑、身分証明書を持って手続きに行きましょう。

個人事業の開業届と青色申告承認申請書

青色申告として納税するために提出するこれらの書類ですが、両者とも税務署に提出します。必要事項を記入して印鑑、身分証明書を持って税務署へ行きましょう。開業届の期限は開業してから1か月以内、青色申告承認申請書は2か月以内となっています。遅れるとその年の確定申告で青色申告ができなくなます。白色申告では大きな控除が受けられず所得税などの税金が高くなりますので注意しましょう。詳しくは国税庁のホームページを確認してください。

フリーランスになったら知っておきたい健康保険の知識まとめ

フリーランスの健康保険と言えば、国民健康保険が通説ですが、実は退職した会社の健康保険をそのまま任意継続することもできます。期間は退職後2年間です。ただし、会社に在籍していた時は労使折半で会社が半分払ってくれていたものを全額支払わなければならなくなるため、単純に保険料は2倍になります。

2倍になるのなら国民健康保険の方が得なのではないかという意見もありそうですが、会社の健康保険を任意継続しておいた方が安かったというケースもありますので、こちらについては計算してよく比較検討して決めるとよいでしょう。

ただし、会社の健康保険を継続する場合は退職後20日以内に申請しないと一切受け付けてもらえなくなるため注意が必要です。また、IT技術者なら加入できる健康保険組合もあります。会社を退職してフリーランスになることが決まったら、速やかに健康保険の料金を比較検討して、どれにするか決めましょう。

会社を退職後、フリーランスになってしばらくは収入も安定しないため、出ていくお金は少ない方が良いに決まっています。健康保険を安くする知識として、覚えておいて損はない方法です。

フリーランスエンジニアは会社員よりも大変?

フリーランスエンジニアは、自分で売り上げた分だけ自分の収入になるという点が会社員とは大きく違う点です。時間の決め方も自由です。パソコンさえあれば自宅で働け、通勤時間が不要な環境も選べます。しかし、その一方で会社に勤めるよりも大変だという意見もあります。そこで、フリーランスエンジニアのメリット、デメリットをまとめてみました。

フリーランスエンジニアのメリット

フリーランスエンジニアは自分で案件を取ってきますので、職種や仕事の内容を選ぶことができます。また、やればやるほど収入が増えて、プライベートを大切にするなど時間の使い方の自由度も高いのが特徴です。上手に立ち回れば自分の強みを活かして好きな仕事や作業を選び、またテンプレートなど活用して会社員時代の給料よりも高い報酬を得ることも十分に可能です。

フリーランスエンジニアのデメリット

案件を自分で選べる反面、仕事依頼がないと自分の収入にダイレクトに反映されてしまうのは大きなデメリットです。安定して案件が取れるという保証もなければ、給料はもちろん基本給の概念や手当もありません。上手く立ち回らなければならないので、会社員時代よりも人間関係が大変です。高いコミュニケーション力や自己管理能力が必要という意見もあります。また、実務以外にも請求書発行や会計・経理・財務(納税)や営業、法務などもすべて自分でこなさなければならないので、仕事量はかなり増えてしまいます。開発に必要なソフトやパソコン、会計・経理ソフトなどの購入費用など必要経費の帳簿つけも確定申告時の控除に欠かせません。

このように、メリットも多ければデメリットも大きいのがフリーランスエンジニアです。会社員よりも大変な面はありますが、「すべては自分次第」という心構えを持ってこそ、大きな恩恵にあやかれるのがフリーランスエンジニアの魅力ではないでしょうか。

まとめ

いかがでしたか。これからフリーランスエンジニアとして活動を始める方は、一大決心をしてのことだと思います。段取り八割という言葉があるように、フリーランスのスタートアップも、必要な手続きや今後のキャリアの設計など、しっかりと理解して準備をしておけば何も考えずに独立をするよりもはるかにスムーズに事が運びます。また、今後のフリーランス人生も大きく左右します。是非とも今回ご紹介した知識を参考に、早めの準備を行い後悔のないフリーランス人生を送ってください。

【相談無料】案件の紹介や自身のキャリアについてなど相談したい方はこちら
スタートアップ、ベンチャー、大手・上場企業、VCなどIT業界の人脈豊富なコンサルタントがサポートさせていただきます

Return Top