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失敗しない起業のために。起業が失敗する4つのお決まりパターン

今、この記事を読んで頂いている皆さまは、これからビジネスの起業をご検討されている方、もしくは既に起業準備を始めている方かもしれません。そのような場合、本当に自分が起業してもいいのか?自分が失敗する可能性はどうなのか?起業したあとは経営者として失敗をせずに、継続して事業を続ける方法が知りたいと思っているかもしれません。

この記事では、起業が失敗する原因をいろいろな角度からまとめてみました。これから起業を志す皆さまにとって、少しでも失敗の可能性を減らすのに役立てれば幸いです。

日本では大企業のサラリーマンの将来も安定しない時代に

【目次】
1.日本では大企業のサラリーマンの将来も安定しない時代に
2.あなたはどちらに当てはまる?起業を志す人の特徴
3.起業を失敗に導く4つのパターン
――高すぎる投資、借金や返済計画の甘さ
――一時的なすぐにおわるブームに乗ってしまう
――事業アイデアや過去の実績がすぐに売り上げにつながると勘違い
――サラリーマン時代より仕事が多く、なかなか稼げないことで精神的苦痛に
4.起業に失敗したらどうなる?起業失敗後の選択肢は?
――個人名義での借金をかかえて自己破産
――周囲からの失敗者というレッテル
――再就職が難しくなる
5.起業前に身につけたい「リスクと対策」
6.起業で失敗しづらいパターンまとめ

日本では大企業のサラリーマンの将来も安定しない時代に

日本企業では当たり前とされていた年功序列や終身雇用ですが、海外企業とのグローバルな争いや少子化に伴う経済成長の停滞を背景に、それらが保証されにくくなっています。もはや大企業だから生活は安心と言い切れない時代。公務員であったとしても合併などによる人員削減等の可能性もゼロとは言えません。なかには東芝やシャープで営業不振が原因で人員削減があったことを記憶している方がいるかもしれません。

この記事を読んで下さっている皆さまのなかにも、もしかしたらリストラなどの背景があり、起業を志した人がいるかもしれません。実際、国としても起業へのチャレンジは推奨する方向にきています。また、昔に比べるとクラウドソーシングなどネットを活用して起業した個人が仕事をみつける環境も充実してきているので、今後も起業を志す人の数は増える可能性があります。

残念ながら起業は絶対に上手く行くという保証はありません。起業には大きく成長する可能性がある反面、失敗するリスクも抱えています。成功失敗にかかわらず、起業した方のうち思った通りに事業を進められている人はかなり少ないでしょう。もしお客様が納得する価値が提供できなければ、ビジネスが明らかに失敗となってしまうことも多いです。

しかし、あらかじめ過去問題となった原因を学び適切な知識を得ていれば、失敗する確率を下げられます。そこで、個人が経営者となる際に失敗やすいパターンを起業前に知っておくとよいでしょう。

ここでは「ビジネスを起業して失敗するお決まりパターン」を紹介しています。失敗する問題事例だけでなく、実際に失敗した後どう生活していくかの選択肢も併せて提供します。ぜひ独立起業する前の知識として参考にしてみてください。

あなたはどちらに当てはまる?起業を志す人の特徴

起業して経営者となることを志す人の特徴は、大きく分けて2つあります。

まず1つは、商品アイデアや実現したい未来がありその実現のためにビジネスを興したいというポジティブな考えから起業に至るタイプ。そしてもう1つは、今の経営者や仕事の環境に不満を抱き「それなら起業したほうが良い人生を送れるのでは?」という現在の職場の不満から解放されるために起業するタイプです。どんな動機であっても、自分の意思で起業を志したという点は共通しています。

起業して毎月の生活を安定させ、さらに成功させるには、金銭、実力、才能、運、性格、人脈など、多くの要因が関係してきます。起業前のこの段階ではどちらの動機が良い、悪いとは言い切れません。

一般的には創業することよりも、起業したビジネスを継続させる方が難しいと言われています。そして、もし起業に失敗したら再就職に苦労して毎月の生活が困窮するのでは、といった不安もつきまといます。周囲から独立後の問題や失敗談話を聞くと、起業する前に弱気になってしまう人がいるかもしれません。

しかし、サラリーマンでも突然会社が投資家に買収されたり経営者が変わったりと不安定な生活になる可能性があります。起業しなくても、所属している会社が厳しい状況になるのであれば、独立してやりたいことにチャレンジする余地があるととらえることも可能です。

しかし、起業はゴールではなく、社長として生活を始めるスタートです。事前に知識を蓄え問題の対策をしたビジネスプランを構築していれば、起業しても大きく失敗するリスクを減らせます。まずはこのことを頭に入れて、創業時にどのような対策をすればよいかを考えてみましょう。

起業を失敗に導く4つのパターン

起業を失敗に導く4つのパターン

ここでは起業時の4つの失敗パターンを紹介します。創業したビジネスを成功に導くために、失敗のパターンから起業時の注意点をみていきましょう。

1.高すぎる投資、借金や返済計画の甘さ

起業のためには資本金を準備する、人を雇う、事務所や店舗を借りる。といったように、新しい環境構築にはお金が必要です。これら全てを自分の貯金から賄える人も入れば、投資家から融資を受けたり、お金を借り入れたりして起業資金にあてる人もいます。しかし、自己資金が尽きたり借金が返済できなくなったりして起業が失敗に終わる人は少なくありません。

たとえば起業したということでテンションが上がってしまい、最初が肝心、これぐらいいいだろう、とばかりにオフィスのテナント代や店舗やホームページ代、広告代などにお金をかけすぎてしまう人がいます。

しかし、投資した額を回収できる目処もないまま、自己資金や借金の多くを初期投資として投じてはいけません。見た目の立派さや新規客の呼び込みばかりに気を取られ、本来構築すべき肝心の運転資金が足りなくなるのは大問題です。さらにお客様が商品やサービスを再利用してくれず当初想定していたほどの売上が見込めなければ借金の返済が滞ることにもつながります。

借金や初期投資をする前に初期投資額の十分な検討をして、無理のない返済計画を立てましょう。また起業し立てのころは実績もないので、毎月順調に成長するとは考えにくいです。必要以上に過信することなく、設備投資などは最低限に抑えましょう。

2.一時的なすぐにおわるブームに乗ってしまう

お笑い芸人では一発屋と呼ばれる人たちがいますが、これがすぐ終わるブームのイメージとしてわかりやすいかもしれません。自分の取り扱う商品や持っている技術が流行したことをきっかけに起業すると、この問題に陥りやすいです。トレンドの読みが甘いと、投資を回収する前にあてにしていたブームが終了し、ビジネスが失敗する可能性があります。ブームが今後も継続的に続きそうなのか、商品の魅力を高めていけばずっとお客様に選んでもらえるのかについて、周囲の情報を集めながらしっかり検討しなければなりません。

また、周囲が起業して上手く行っているから自分も独立すれば同じように成功できる、と安易に起業するパターンも危険です。特に起業に成功している人の話やメディアの話を鵜呑みにしてしてはいけません。人は苦労話をしたがらないことがあります。表には出さないものの、細やかな営業努力をしていたり、オンリーワンの商品価値を提供したりしているかもしれません。また、お店を立ち上げる前にネットでサービスを育てていて、もともとお客様を持っていた可能性もあります。自分が本当に起業して売り上げをつくれるかを考えずに、軽い気持ちで起業してしまうということは避けましょう。

3.事業アイデアや過去の実績がすぐに売り上げにつながると勘違い

「自分にはこんなにすごいアイデアがある」「大企業に勤めていて、こんなに大きなプロジェクトを成功させた!」など、自信があるあまり勢いだけで起業してしまって失敗する場合もあります。もちろん、アイデアや実績、技術力などは大切ですが、それだけでは仕事を獲得できません。創業したてのころは経営者としては初心者です。ここから社長として収入や支出を管理したり、営業マンとして商品の魅力をアピールしたりという新しい仕事が発生するのです。場合によってはネットなどで効果的に宣伝する必要に迫られるかもしれません。社長としての経営ノウハウに不足があると、いくら自信を持って起業しても全く売上につながらない場合があります。しかも、独立に失敗した場合、元の会社には戻るのがかなり難しいことが多いのです。

もし起業ネタにおいしいと感じるものがあったとしても、ネットの口コミなどは信用しすぎず周囲の人や既に社長として起業している先輩、その道の専門家などにしっかりとアイデアや厳しい意見をもらいましょう。本当に成長の余地があるのか、お客様として想定しているのはどんな層か、起業するとどんな価値が提供できるのか?などを検証し、創業内容をしっかり構築することが重要です。

起業には計画性が必要なので、効率や毎月の儲けを度外視して勢いのままに突き進むと失敗のリスクが高まります。堅苦しいイメージを抱くかもしれませんが、社長としてやっていくからには「事業計画書」は準備をしましょう。投資家から融資を受ける際にも必要ですし、仕入れ値や家賃、自分の労力等も踏まえた上でどれくらいの売り上げや利益をあげることができるのか。また年単位などのスパンで、今後どうしていくのかを考える際にも役立ちます。

4.サラリーマン時代より仕事が多く、なかなか稼げないことで精神的苦痛に

起業家は自分が仕事をしなければ、また経営について考えなければ、利益をあげることはできません。今月たまたま上手く行った時期があっても、毎月上手く行く保証はありません。

分業化されたサラリーマン時代は決まった業務で給与をもらえたのに、起業したらいくら時間をかけても利益はほんの少し…ということもあるでしょう。さらに、一人または少数で起業した場合、営業をやったことがなくても営業をしなければならないなど、慣れない仕事もぜんぶ自分でやる必要があるかもしれません。

せっかく企業して社長になっても、一般的に企業当初は時給換算するとサラリーマン時代より収入が大幅に少なくなってしまいます。すると精神的な辛さから自主廃業してしまう失敗例もあるのです。起業には資金調達や事業計画はもちろん重要ですが、精神的な強さも求められます。

起業に失敗したらどうなる?起業失敗後の選択肢は?

起業に失敗したらどうなる?起業失敗後の選択肢は?

起業に失敗した際はどうなってしまうのか。あまり想像したくないことかもしれませんが、しっかり向き合っておきましょう。事前に知識があれば予防することも可能です。

1.個人名義での借金をかかえて自己破産

会社や個人名義での借金を抱えたことが原因で起業が失敗した場合、最終的な手段は「自己破産」です。ただし、自己破産=二度と起業できないという訳ではありません。自己破産手続きが終わるまでの間は、会社役員や弁護士、税理士、宅建業などの一定の仕事に就くことや、これらの仕事に関する起業はできませんが、手続き完了後は、就職・起業共に可能です。

しかし、自己破産は投資家に迷惑をかけ、金融機関の信用を著しく喪失してしまいます。いわゆるブラックリストに載ってしまうと再構築を図ろうとしたときに、融資の条件が極めて厳しくなります。

ただし、自己資金で開業資金を準備する、共同出資をする、再度投資家を募るといった方法のほか、ブラックリストから削除されると言われる目安の10年を過ぎてから再起業するなど、方法を変えることで再チャレンジできるかもしれません。

2.周囲からの失敗者というレッテル

日本では未だに終身雇用に対する考え方も根強く、起業に対する偏見もあります。成功すれば羨望や嫉妬の対象になりますが、失敗すれば嘲笑の的になることもあります。また、失敗が原因で自分以外の家族や身内などにも迷惑がかかる可能性があります。

ただ、起業の経験ができる人は限られているので、なかには失敗しても成長した部分があると評価してくれる人がいるかもしれません。

3.再就職が難しくなる

起業に失敗した後はサラリーマンに戻ろうとする人が多いですが、必ずしもスムーズに戻れるとは限りません。特に40歳を過ぎると再就職の難易度が上がります。ベンチャー企業など経歴を面白がってくれるところがあるかもしれませんが、採用してくれても丁度よく自分のスキルが提供できるとは限りません。たとえば全く経験がない営業職をいちから覚え直すなど、厳しい就職条件になるかもしれません。

起業前に身につけたい「リスクと対策」

起業前に失敗しやすい原因や対策するための知識があればリスクに備え失敗を減らすことができます。一番に考えたいのがお金に対するリスクを下げること。ネットで無店舗販売をしたり、自宅を事務所にしたりと、身の丈に合った起業をすることもひとつのポイントです。また、現在勤めている会社が副業禁止でなければ、自分が考えるビジネスモデルを副業としてスタートさせても良いでしょう。安定したお客様がつくまで成長できるまではお金のやりくりで苦労しがちです。収入の柱は、いくつあっても良いのです。

そして次に、自分が起業家に向いているのかどうか客観的な視点を持ちましょう。サラリーマンと起業家の大きな違いは、自分で全て決めなければいけないところ。ビジネスモデルの構築ひとつとっても、新しいことを始めるタイプなのか、既存のものをブラッシュアップしてより良いものをつくるタイプなのか、自分の適正を見極めることで失敗のリスクが下がります。

起業で失敗しづらいパターンまとめ

流行りものはNG。無計画もNG。初期費用をかけすぎるのもNG…となれば、起業の成功パターンは、もうおわかりではないでしょうか。つまり、その逆をすれば良いのです。

・流行り廃りがなく、長く愛されているものや分野を取り扱う

・初期費用は最低限にする

・事業計画書を考え、長いスパンで起業を捉える

・自分を客観的に見つめ、得意分野を捉える

いかがでしょうか。このように知識を身につければ、起業成功の道が少し見えてきたのではないでしょうか。

大切なことは、自分にできる範囲からスタートすること。身の丈に合った起業を始めることで、何か予期せぬ出来事が起きた場合も軌道修正が可能です。起業リスクの対策を踏まえ、成功パターンを元に事業計画を立てることで成功率は何倍にも上がるはずです。

一度きりの人生を思い通りに生きるためにも、あなたも起業に挑戦してみませんか。

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