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変わったのはどの部分?Swift3の具体的な変更点

Swift3は、2016年秋に正式リリースされました。2015年にSwift 1.2からSwift 2.0になったときにもかなり多くの変更が加わりましたが、Swiftがオープンソースソフトウェア(OSS)化されてから初めてのメジャーリリースとなったものです。将来を見据えた使い勝手を考えて、いくつもの変更が加えられたと考えられます。
Swift3は、機能の大幅追加というよりは、むしろクラスやメソッドの見直しといったものが中心となっており、Foundationクラスの置き換えや標準ライブラリのメソッド名の改善などが数多く実現されることとなっています。今回はそのなかでもメインとなる変更点について詳しく見ていきましょう。

【目次】
1.SwiftらしいAPI定義が用意されたこと
2.APIをよりSwiftらしくするための改善
3.将来を見据えた言語仕様の整備

SwiftらしいAPI定義が用意されたこと

まず最初にあげられるのが、今回SwiftらしいAPI定義が用意されたという点です。
Swiftコードの書かれ方というのは言語仕様と同様に大きな影響を与えるということからSwiftらしいAPIを定義するためにAPI Design Guideline というものが用意されたことは非常に大きな変更点と言えます。
これによりObjective C APIをSwiftにインポートする際にコンパイラはAPI Design Guidelineを自動的に適用した型に変換されます。
また、API Design Guidelineへの準拠を可能とするために標準ライブラリやコアライブラリのAPIも全面的に見直されています。

APIをよりSwiftらしくするための改善

Swift3では、Objective-CのAPIをよりSwiftらしくするための改善が施されています。軽量ジェネリクスのインポート(SE-0057) をはじめ、C言語的なAPIのオブジェクト指向スタイルへの変換(SE-0044)、定数群の列挙数や構造体へのマッピング(SE-0033)、セレクタやキーバスの静的検査(SE-0022SE-0062SE-0064)などが主な改良点となっており、一段とSwiftらしいAPIが実現していると言えるでしょう。

将来を見据えた言語仕様の整備

Swift3ではさらに将来導入されるバージョンを想定して、可能な限りSwift3.0とソースコードの互換性を保つことを目標としている点が注目されます。すでに大きな変更はこのSwift3.0で完了している状況で、構文の一貫性を保持するための機能の削除などが行われています。
このようにSwift3.0は将来の拡張性を十分に想定した改良が加えられており、ここからさらにアップグレードして使いやすいものになることが予想されます。これもOSS化したことによる大きなメリットとして捉えることができるでしょう。
Swift3には公式のマイグレーションサイトも用意されており、不明な点については細かくチェックすることが可能になっています。このような改良により、さらに開発者を中心としたさまざまな人々に受け入れられるSwiftへと成長を遂げることが期待されそうです。

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